第36回 認知症介護 ケアマネの選定は事業所を選ぶということ?

 母の認知症介護も、ケアマネジャーを選定する段階になりました。

 かかりつけ医であるO医師の助言もあり、元看護師のような看護師の資格を持った人を選ぶことにしました。

 地域包括支援センターに電話すると、ケアマネの選定は個人を選ぶというより、事業所を選ぶということだと分かりました。

 こちらの意向を伝え、いくつか紹介してもらったうちの「S病院居宅介護支援センター」のNさんをケアマネジャーとして選定することになりました。

 Nさんにはこの後、本当にお世話になりました。

 この時が2013年3月。

 それから母がグループホームに入ることになった2015年8月まで、約2年半、介護の苦しい時を助けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

2013年3月○日

・地域包括支援センターに電話した。

 前回相談したAさんとも話せた。

 ケアマネは、(お願いする人が決まっていれば別かもしれないが)個人を選ぶというより、事業所を選ぶということらしい。

 個人的に電話してもいいし、地域包括支援センターに間に入ってもらってもいいとのこと。

 「S病院居宅介護支援センター」「○○カトリック居宅介護支援事業所」「居宅介護支援センター『○○』」「居宅介護支援事業所 ハートケア○○」の4つを紹介された。

 母は、リハビリする時に、(黙っていると)まず悪くない右肩の方を回そうとする。

 リハビリの肩の回し方も、なかなか理解しないから、やはり誰かがついていないといけなさそうだ。

 コープのケガ保険の請求に不備があり、書き直すために「ハンコを押して」と言うと、「ハンコはどこだったかね。覚えがない。」と言う。

 「覚えがない」ということが多くなってきた。

第35回 認知症介護 介護認定の調査

 最初の認知症検査から約1年後の2013年2月。

 地域包括支援センターとかかりつけ医の助言に従い、母の介護認定の申請をしました。

 そして、しばらくして調査員が来ました。

 母はいいところを見せようとはりきっているようでした。

 こういうことは介護認定の調査の時にはよくあるようです。

 その気持ちはわかりますよね。

 誰でも悪いところを見せたくないですものね。

 調査員の方は対象者である私の母と話をしたりした後、介護をする私や私の妻の話を聞いてくれました。

 私たちは母の普段の様子を包み隠さず話しました。

2013年2月○日

・介護認定の申請に伴い、市から調査員のYさんが来た。

 9時過ぎから約1時間、話を聞いていかれた。

 前半は母の部屋で、Yさんと母と私の妻と私と四人で、後半はうちのリビングでYさんと私の妻と私と三人で。

 その後、Yさんから電話があった。

 「要介護」に認定されるかどうかはまだ分からない。でも「要支援」にも認定されないということはないから、地域包括支援センターに行って、ケアマネの選定やお風呂の件など、もう相談を始めてもいいですよ、とのことだった。

 認定されるまでにまだ大分時間がかかる(1ヶ月半から2か月と言っていたような)ので。

 この日のメモに出てきた「お風呂の件」というのは、お風呂に手すりなどを付ける工事をするかどうか、ということ。

 介護のために手すりを付けたり、玄関の段差をなくしたりする住宅改修の工事費用は、介護保険で補助金のようなものが出ます。

 「高齢者住宅改修費用助成制度」といいます。

 私の所では結局その制度を使うことはありませんでしたが、これよりもう少し後、母の状況が悪くなったときに、簡易トイレをベッドの横に設置することを考えたことはありました。

 それについてはまた別のところで触れるかもしれません。

第33回 認知症介護 母が転んで肩を骨折した その2 介護申請へ

 母には申し訳ないことをしました。

 最初の認知症検査から約1年後の2013年2月。

 転んで肩が痛い、というのにその日が土曜日だったために、救急の整形外科がやっておらず、病院へ行ったのは翌日の日曜日になってしまいました。

 そこで骨折していたことが分かりました。

 しかし、この日も最低限の処置をしてもらっただけで翌日もう一度来るように言われました。

 そのまま入院することを勧められましたが、一日だけ入院して地元の病院への紹介状を書いてもらうことにしました。

2013年2月○日

・□日、11時頃に病院に母を連れていった。

 M市内で救急の整形外科はやっていないということで、I市のA整形外科に行った。

 レントゲンの結果、骨折していた。

 痛み止めの薬と胃の薬をもらい、バンドで固定してもらった。

 「明日もう一度診察に来てほしい」と言われたので、△日に再診した。

 前日とは違って年配の先生だったが、こちらが多分A医師だ。

 もう一度レントゲンを撮り、骨密度の測定をした。

 以前、N整形外科で測定した時と同じで、同年代と比較して101%。

 若い人と比較した値は60%。これが70%以下だと骨粗しょう症とのこと。

 レントゲンでは腱までは分からないから、MRIで調べた方がいいということで、一日入院することになった。

 それで、○日の今日、夕方5時過ぎに検査結果を聞きに行った。

 少し傷ついている部分があるかもしれないが、ほぼ大丈夫そうだとのこと。

 骨ができてくるのに6週間。

 入院するかどうするか聞かれたので、帰りますと言って、紹介状を書いてほしいと頼み、そうしてもらった。

 出された薬は多い。

 自分ではとても指示通りに飲めそうもない。管理するのが大変だ。

 この辺りを少しも気にしていないようなところが嬉しくない。

 薬は、アルファロールカプセル1(1cap7日分)、ロキソニン錠60㎎(3錠7日分)、マーズレンS配合顆粒2g(7日分)、レイナノン坐剤75 75㎎(8個)、ボナロン錠35mg(1錠1日分)。

 最後の薬は骨粗しょう症の薬で、1週間に1回だけ、曜日を決めて飲む薬、飲んだ後はしばらく横になったりしないという注意もある。

 レイナノン坐剤は消炎鎮痛剤の強いもので、今日は3分の2に切って、明日からは1本という注意。

 この二つの薬は強い薬のようだ。

 アルファロールカプセルは骨の吸収をよくする薬。

 ロキソニンは消炎鎮痛剤。

 マーズレンは骨粗しょう症の薬。

 明日、N整形外科に行く予定。

 昨日、地域包括支援センターに行って、介護申請の相談をし、そのまま申請代行を頼んできた。

 相手してくれたのは「管理者 主任介護支援専門員」のAさん。

 前回相談に乗ってくれた人は昨日は不在だったので。

 介護申請をしたことを今日Oクリニックに電話したが、しばらくして看護師長さんから電話があり、骨折で申請するなら整形外科の先生に書いてもらうのがいいという。

 骨折は申請のきっかけというか、方便でおまけみたいなもの。

 中心は物忘れや道迷い、金銭管理など以前できたことができなくなっていることのほうで、だから普段診てもらっているO医師がいいと思ってとは伝えたが、何かいやがる理由があるのだろうか。

 骨折していなくても申請しているのに。

 看護師長のKさんから地域包括支援センターのAさんに問い合わせの電話をするような感じだった。