第59回 認知症介護 予備の入れ歯は保険適用外

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 母の入れ歯が割れました。

 2015年2月のことです。

 母は総入れ歯ではありませんでしたが、残っている歯が少なく、総入れ歯に近い状況でした。

 寝るときに入れ歯を外してコップの水に入れておくなど、入れ歯の管理は自分でしていましたが、歯科で診てもらったら、ずいぶん口の中が汚れていたようです。

 歯科には私が連れて行きました。

 母が行っていた歯科は、私たち家族が行っている歯科とは違いました。

 以前は家族と同じ歯科に行っていたのですが、何かがきっかけで母は歯科を変えていたのでした。

 なぜかは分かりません。

 母が行っていたK歯科は診察室が二階にあり、角度のきつい階段を上らないといけないので、母が転落しないよう私が支えていましたが、いつも心配でした。

 歯科では、新しい入れ歯を作るには1か月近くかかると言います。

 その間食べられないのも困ると思い相談した結果、とりあえずは修理することにしました。

 修理と同時に、口の中をきれいにする口腔ケアを時々することにしました。

 歯科医との受け答えにおぼつかないところもありましたが、母は何とか受け答えしていました。

 もちろん、母が認知症であることはメモに書いておいて、最初に受付するときに伝えていました。

 そして、診察室には私も入っていき、診察の様子なども見ていました。

 この時に分かったこともあります。

 それは予備的に作っておく入れ歯は保険適用にならないということです。

 口腔ケアも認知症介護には重要なようですが、ありがたいことにグループホームに入ってからも、いつも行っていたその歯科にグループホームの方が定期的に連れて行ってくださいました。

 2015年2月のメモと、その4日後のメモのふたつです。短いメモです。

2015年2月○日

・母の入れ歯が割れたことを知り、K歯科に行ってきた。

 新しく作ると1か月近くかかるから、修理することになった。

2015年2月△日

・母の入れ歯が直った。金属の補強が入っているが、割れる可能性はある。

 予備の入れ歯を作っておいた方がいいかと思って尋ねたが、予備のは保険適用にならない。

 半年経過すれば、あごの形が変わることもあるから、新しいのを保険適用で作ることはおそらくできる。

 その場合は、修理はできない。

 新しいのを作っても、古いのと交互に曜日を決めて使うなどしないと、合わなくなってくる。

 時々入れ歯を見て、ひびが入っていたら、新しいのを作った方がいいだろう。

 8月になったら、新しいのを作ろう。

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