最初の認知症検査から約1年後の2013年2月。
地域包括支援センターとかかりつけ医の助言に従い、母の介護認定の申請をしました。
そして、しばらくして調査員が来ました。
母はいいところを見せようとはりきっているようでした。
こういうことは介護認定の調査の時にはよくあるようです。
その気持ちはわかりますよね。
誰でも悪いところを見せたくないですものね。
調査員の方は対象者である私の母と話をしたりした後、介護をする私や私の妻の話を聞いてくれました。
私たちは母の普段の様子を包み隠さず話しました。
2013年2月○日
・介護認定の申請に伴い、市から調査員のYさんが来た。
9時過ぎから約1時間、話を聞いていかれた。
前半は母の部屋で、Yさんと母と私の妻と私と四人で、後半はうちのリビングでYさんと私の妻と私と三人で。
その後、Yさんから電話があった。
「要介護」に認定されるかどうかはまだ分からない。でも「要支援」にも認定されないということはないから、地域包括支援センターに行って、ケアマネの選定やお風呂の件など、もう相談を始めてもいいですよ、とのことだった。
認定されるまでにまだ大分時間がかかる(1ヶ月半から2か月と言っていたような)ので。
この日のメモに出てきた「お風呂の件」というのは、お風呂に手すりなどを付ける工事をするかどうか、ということ。
介護のために手すりを付けたり、玄関の段差をなくしたりする住宅改修の工事費用は、介護保険で補助金のようなものが出ます。
「高齢者住宅改修費用助成制度」といいます。
私の所では結局その制度を使うことはありませんでしたが、これよりもう少し後、母の状況が悪くなったときに、簡易トイレをベッドの横に設置することを考えたことはありました。
それについてはまた別のところで触れるかもしれません。