母は今回2018年の介護認定の更新で要介護4になりました。
グループホームでお世話いただいていますが、足を二度骨折したこともあり、車いすでの生活になっています。
私のことを息子だと認識することもできなくなっています。
2015年8月にグループホームに入りましたが、自宅での介護がこれ以上は難しいと判断した大きな理由は二つありました。
一つは音の問題です。
声を出すだけではなく、ドンドンと音を立てる。
手鏡で蓋つきのゴミ箱をたたいてカンカンと音を立てる。
夜中にも音を立てることが増え、家族の睡眠に影響するようになってきたことです。
もう一つは火事の心配です。
自動消火機能の付いたコンロに替えたり、火災報知機を設置したりしてきましたが、湯たんぽにお湯を入れるために何度もガスコンロでお湯を沸かすことになり、火事の心配が高まってきたことです。
ティファール(電気の湯沸かし器)でお湯を沸かすことも考えました。
電気ですので火事の心配は少なく、早くお湯が沸く。
しかし、使い慣れていない新しいものを使うのは難しいのです。
かかりつけのO医師に勧められて電気毛布や電気あんかも買ってみましたが、どれもあまりうまくいきませんでした。
そのあたりは2015年1月のメモにあります。
ここでは、その1か月ほど前、2014年12月のメモです。
2014年12月○日
・この1週間、不機嫌になることが多い。
さっきはトイレで「何がオイオイだ。お父さん……だからねーだ。」と独り言を言っていた。
冷蔵庫をバタンと閉めるのか、扉をぴしゃりと閉める音以外にも、ドンドンと音を立てることも増えた。
足を引きずる音だけではない。
食欲は旺盛。
今も寝室でしゃっくりをしている。
今「あー」といううめき声も聞こえた。
湯たんぽのお湯を何度も入れ替えているようでもある。
見に行ったらまださっき替えたばかりのようで十分熱いお湯だったということも二度三度。
食後に「早くご飯にしてくれ」とはまだ言ったことはないが、もうすぐそうなるかもしれない。
ガスを消したり、ストーブの電源を切ったりするのはいいのだが、湯たんぽのお湯を沸かす時に、火が寝巻の袖に燃え移るのが怖い。