前回の記事で、母が封筒に入れたりティッシュで包んだりした小銭を、家の郵便ポストに入れておく、という行動をしたことを紹介しました。
そして、その行動は私の姉や親せきを援助するための行為に違いない、ということも。
私は切ない気持ちになりました。
トイレットペーパーを階段に置くとか、独り言を言うとか、母の奇行が徐々に増えてきました。
独り言も夜中に言うことが増えてくると、私たち家族の睡眠に影響してきます。
2014年11月○日
・母の奇行が増えてきた。
今(11月○日午前0時25分)は、寝室でずっと独り言を言っている。
三女の秋子と話している感じだ。幻覚か幻視が増えたのだろう。
私はすでに寝ていたが、その声で目が覚めて、母のところに行き、「何かあった? 」と尋ねたら、「秋子ちゃんが、明日どこかへ行くのに、ピンクのカバンを持っていくって何度も何度も言うから、あっちに置いてあるピンクのカバンだよ。」と、普通に答えた。
実際に、母が使っている部屋にはピンクのカバンが置いてあった。
私が帰宅したときには、階段にトイレットペーパーが置いてあった。
ものからして、母が置いたに違いない。
そして今、玄関には湯たんぽと化粧クリーム(?)がビニール袋に入れて置かれている。
トイレに行き、寝室に戻ったが、まだ秋子との会話のような独り言は続いている。
時々声が大きくなり、「何遍言ったら分かるの? 」と言っているようだ。
声が大きくなった時以外は、こちらの部屋(リビング)からは、よく聞き取れない。
ただ、結構絶え間なく独り言を言っている。
これもしょっちゅうだと、私たち家族の眠りにも影響してくる。