母は血圧を家庭用の血圧測定器で毎日測り、血圧手帳に記録していました。
しかし、これも徐々に記録ができなくなってきていました。
私が時々血圧の記録をチェックしていましたが、母が転んで肩を骨折したこのころは、それをさぼっていました。
「白衣高血圧」にあてはまるのかは分かりませんが、母は病院で血圧を測定するとたいてい高い数値が出ました。
食べるものの管理も難しくなってきていました。
私たち家族は二世帯住宅に暮らしており、夕食はみんなで一緒に食べていましたが、母の朝食と昼食は、母に任せていました。
生協の宅配を頼んでおり、母は自分で注文もしていました。
ところが、このころには、生協の注文でも同じものを複数注文していたりして、冷蔵庫の中にモノが溜まっていきました。
一緒に買い物に行っても、同じものをいつも買いたがりました。
冷蔵庫の中には同じ商品があふれ、異臭を放ち始めているものもありました。
申し訳ないと思いながらも、母が自分で生協の注文をすることもやめざるをえませんでした。
パウンドケーキのようなものを、一気にすべて食べてしまうようなこともありました。
2013年2月○日
・OクリニックとN整形外科に母を連れて行った。
Oクリニックでは、血圧が上がっているとのことで、これまで出ている3種類の薬(メバロチン、アリセプト、オメプラール)に、血圧を下げる薬(ディオパン錠40㎎)が加わった。
以前は出ていた薬だ。
骨折した後、血圧測定のチェックを私がしていなかった。
2月△日から□日までは、母が血圧測定をしていなかったが、それに私は気づいていなかった。
昨日と今日は、朝私が測定し、上が153、下が90前後。
しかし、Oクリニックでは上が186だったか。いつも病院では高いが。
血液検査の結果では、「H」が5つ。LDHとCPKと中性脂肪と血糖とMCV。LDHは、「肝臓・心臓・血液疾患などで高値となります」、CPKは、「心臓や骨格筋等が異常の場合、高値となります」とある。
パウンドケーキをたくさん食べたようだと話したら、カロリーの低いものを置いておくといい、とのこと。
何がいいかという話の中で、「のどが鈍いようだが」と話したら、チェックしてくれて、のどを押さえても反射がないとのこと。
誤嚥の危険性も高いようだ。
だから、ドロドロしたものがいいのだが、ゼリーやプリンだとカロリーが気になるし、とのこと。
デイサービスを利用して、昼ご飯を食べてきてもらうのもいいのでは、という話も少し出た。
N整形外科では、レントゲンを撮った。
骨がずれてはいないようだ。
これから1日に数回、自分でリハビリをする。
座ったままおじぎをする姿勢で腕を垂らし、ぶらぶらさせるというもの。
介護申請の意見書も書いてくれた。
薬は「痛み止めはできればなくしたい。それか頓服に」と話してはみたが、「前回と同じように出しておきますので、痛くなければ飲まなくていい」とのこと。
セレコックス錠100㎎とムコスタ錠100㎎が2週間分出た。
A医院で出て二度は飲んだボナロン35mg(骨粗しょう症の薬)は、注意事項も多く難しいのでやめて、骨の吸収をよくするビタミン剤(?)のワンアルファ錠が出た。