第32回 認知症介護 母が転んで肩を骨折した その1

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 認知症の検査に母を初めて連れて行ったのが2012年2月でした。

 それから1年後の2013年2月に母は転んで肩を骨折してしまいました。

 その頃は、母もまだ自分一人ででかけることができました。

 元々歩くのが苦ではない性質で、かなり遠くでも歩いていく人でした。

 70歳を過ぎて、家族で吉野山に桜を見に行ったときにも、かなりの山道を平気で歩いていたものでした。

 その日、母は歩いて駅まで行こうとしたようでした。

 その駅までは5kmほどあり、普通はバスやタクシーで行く距離です。

 大通りを歩いて行ったようですが、途中で道が分からなくなり、道を間違ってしまいました。

 それで焦りもあったのかもしれません。

 あるドラッグストアの駐車場で転んでしまったのです。

 その日のメモです。

2013年2月○日

・母が転んだ。

 左肩を打撲していて腫れている。

 明日病院に連れていく。

 明日、N市に「○○殿」という納骨堂を兄と三人で見に行く予定にしていた。

 そのために化粧品を買っておこうとM駅近くの化粧品屋に行こうとしたようだ。

 転んだのは○○書店の近くのドラッグストアの駐車場。

 転んだ母が起き上がれなくなっていたので、近くにいた人が手助けしてくれて、私の妻にケータイで電話し、妻が車で迎えに行った。

 駅に行くのに曲がる場所を間違えたのか、どうしてその場所にいたのかよく分からない。

 化粧品屋に行けたのかどうかも母の話からははっきりしない。

 母は、化粧品屋に行ったけど休みで買えずに、バスが来なかったから歩いて帰ってきた、と言っているようだが。

 タクシーを呼ぼうとしたがつながらなくて、とも言っていたらしい。

 これも以前にも言っていたことがあるが、ケータイでタクシーを呼ぶのもできなくなっていると思う。

 ケータイの履歴を使うことはできず、ケータイの電話帳を開く。

 最初に名前が出てくる「S代」「一郎」はいいが、タクシー会社は下にスクロールしないと名前が出て来ないから。(これはどうやら違った。画面に名前は出しても、その後発信のためのボタン押しをしていなかったようだ。)

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