認知症の母が股関節を骨折して手術することになったのは、2017年3月のことでした。
私が予想していたよりは早く回復し、2か月足らずで退院することになりました。
その間、病院内でリハビリもしており、私も二度ほどその様子を見に行きました。
母本人はもちろんうれしそうにリハビリに励んでいる感じではありません。
リハビリを指導してくれていたのは、理学療法士でしょうか、若い男性でしたが、よくやってくれているなと思いました。
入院前お世話になっていたグループホーム「S」からは、退院後に再び受け入れられるかどうかの条件として、①立位できる。②トイレの介助の際協力(手すりを持つなど)が得られる。③車椅子に移れる。以上の3点が示されていました。
その3点はクリアできましたので、再びグループホーム「S」に戻ることになりました。
元いたグループホームに受け入れてもらえない場合にどうするか相談できるケースワーカーが病院にはいましたが、受け入れてもらえることになりホッとしました。
回復の程度としては、手を取って補助すれば何とか自分の足で歩けるという程度です。
それでも天気が良ければ散歩ができますし、まあよかったと思うようにしました。
しかし、本当によかったのかどうかは微妙な所です。
何とか自分の足で歩けるということは、再び転倒する危険性が高いということです。
グループホームのスタッフの方も、四六時中見張っているようにしているわけではありません。
母が自分でトイレに行こうとしたりしますから、転倒の危険は高いわけです。
心配は的中しました。
4か月後に再び股関節を骨折してしまったのです。
二度目の骨折についてはまた次回として、今回は1回目の骨折、手術から退院した2017年4月の短いメモです。
2017年4月○日
・母が退院した。
グループホーム「S」に戻ることができた。
予想していたよりは回復はよく、手を取って補助すれば、ちょこちょこと何とか自分の足で歩ける程度まで回復した。