第77回 認知症介護 グループホームに初めて面会に行った

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 認知症の母がグループホームに入ったのは2015年8月のことでした。

 それまでお世話になってきたケアマネジャーのNさんとデイサービスの所長さんに、母の入所を報告に行きました。

 思い返せばメマリーという薬を飲み始めて母の状態がすごく悪かった時、家に助けに来てくれたのはケアマネジャーのNさんでした。

 母が徘徊した時に見つけてくれたのはデイサービスの所長さんでした。

 その二人に報告に行った翌日、グループホームに初めて面会に行きました。

 当然のことですが、母は「帰りたい、帰りたい」と繰り返し、それが私を苦しめました。

 2015年8月末のメモです。

2015年8月○日
・ケアマネジャーのNさんとデイサービス「○○○○」の所長さんに、お礼の焼き菓子を持って行った。

 Nさんの勤める病院に行ったが、あいにくNさんは外出中だったので、受付に預けてきた。

2015年8月△日
・母がグループホーム「S」に入って、初めて面会に行った。

 行ったとき、母はテレビを見ていた。

 ユニットリーダーのHさんに契約書と重要事項説明書を渡し、話を聞いた。

 夜、トイレが分からなくて、ガタガタしたのが二回くらいあっただけで、特に問題なく過ごしているとのこと。

 「まだ明日には帰れないかねえ」と言っていたし、私と妻が部屋を見に行っている間に、母の隣に座っていた三女の秋子に「帰りたい、帰りたい」と言っていたようだ。

 この数日寒かったので、冬用の寝巻や服を持って行った。

 「小遣い」の一万円も預けてきた。

 この「小遣い」というのは、病院に連れて行ってもらった時の支払いや、日常品を買ったりするときに使うものとして、預けておくもの。

 グループホーム「S」の管理者はIさん、ユニットリーダーはHさん、しかし、このHさんは特別養護老人ホームのほうへ、異動するらしく、次のリーダーはDさん。

 スタッフには、私の知り合いのHさんがいる。

 当たり前だが母は帰りたがっているので、心苦しく、秋子も涙を流していたし、こちらも涙があふれそうになる。

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