2018年の夏は記録的な暑さになりました。
7月の記録的な豪雨に続いて、記録的な酷暑。
「観測史上初の大雨」とか「観測史上初の気温」などとテレビのニュースでも何度も言われました。
小学生が熱中症で死亡するということもありました。
熱中症で多くの高齢者が亡くなりました。
「こんなに暑い日になぜ草刈りや畑仕事をしにいくのだろう」と思うこともありますが、私も同じように行動するかもしれません。
多くの高齢者がそうであるように、私はエアコンが好きではありませんし、普段は水分補給が少なく、「夏は暑くて当たり前、私は暑さに強い」などと思っていますので。
ですので、熱中症になって死亡してしまってはいけないとは思いますが、お年寄りに、好きではないエアコンを強いたり、飲みたくないほどの水分を補給させたりすることに、多少の違和感を感じます。
いやいや、やはり死んでしまってはいけないですね。
私の母は、グループホームに入る1か月ほど前、さかんに湯たんぽを使いたがりました。
7月のことでただでさえ暑いのに、エアコンを入れていない部屋で湯を沸かす。
部屋は湿気も手伝ってムンムンしていました。
本人は足が冷たいと訴えるので、対処に困りました。
2015年7月のメモです。
2015年7月○日
・皮膚科のS医院に行ってきた。
5日ほど前から右足太ももの内側に水ぶくれができて、2回ほど水を抜いたが、まだ大きく水がたまってくるので、診てもらった。
お年寄りに多い水泡症かノミではないかとのこと。
抗生物質の塗り薬を塗ってもらい、ガーゼをしてもらった。
薬は「ゲンタシン軟膏0.1% 1㎎」が出た。
1日1回水で洗って、薬を塗って、ガーゼをしてくださいとのこと。
・7月△日にかかりつけのOクリニックに行ってきた。
母は足が冷たいからと言って今も湯たんぽをほしがっている。
O医師は熱中症を心配して、やめたほうがいいと言う。
私が「暑いから湯たんぽはいらないよ、O医師もやめたほうがいいと言っていたよ」と言っても、本人は足が冷たく感じるようで、お湯を沸かして湯たんぽをしている。
これも一日中見張っているわけにもいかないし、湯たんぽを隠したとしても、何度も湯たんぽがないと言ってくるので、母のしたいようにさせている。
O医師はさかんに熱中症予防を説かれる。
エアコンを使った方がいいとも。
これも母本人はいやがるので使っていない。
舌を見た感じでは乾燥はしていないようで、適度に水分補給はしているのだろう。
水かお茶をペットボトルに入れておいて、どれだけ飲んだか分かるようにしておくといいとO医師は言うが、そのペットボトルのお茶を飲まないのだから、分からない。
うがいをしたときに、水を飲んでいるようではある。
「出ていきません!」などの大声での独り言はけっこうあるが、カンカン音を出すことは最近ほとんどないので、夜中に起こされるようなことは少なくなり、少し楽になった。