母のしゃっくりがひどくなってきていました。
痛い痛いと泣きわめくようなこともしばしばありました。
アリセプトD錠5㎎に、メマリー錠5㎎が追加されたのは2014年6月でしたが、その翌月、2014年7月にメマリー錠は20㎎に増量されました。
そして「不穏」の時に飲ませる薬として「ツムラ54 抑肝散エキス顆粒」という漢方薬が出ました。
「不穏」というのは認知症の周辺状況を指す言葉で、「暴力や暴言」、「興奮状態」「もの盗られ妄想(特にお金にまつわる)」「帰宅願望」、「介護拒否(食事・清潔・排泄など)」「幻覚(幻聴・幻視)」などがあります。
母の場合もここに挙げたほとんどがありましたが、この頃、特に目立った「不穏」は主に「興奮状態」でした。
問題はどう飲ませるかです。
「興奮状態」になってからではとても飲ませられません。
顆粒の薬ですし、押さえつけて飲ませるわけにもいきません。
予防的に夕食の前に飲ませるようなことはできましたが、それが本当に予防になったのかどうかは分かりません。
痛み軽減、筋肉のけいれんを伴う痛みを和らげるという「ツムラ68 芍薬甘草湯エキス顆粒」も出されました。
2014年7月のメモです。
2014年7月○日
・Oクリニックに行ってきた。
母はしゃっくりが結構出て、腰が痛い痛いと言って行かなかった。
Oクリニックに行くよ、という前から痛がっていた。
ケアマネージャーのNさんもOクリニックには来てくれることになっていたので、一郎とNさんの二人でO医師に相談してきた。
デイサービスの「○○○○」については、行ける状態にしておいて、本人が行く気になった時だけ、行くということにする。
メマリー錠は今回から20㎎。
泣きわめくようなときに飲ませるものとして、「ツムラ54 抑肝散エキス顆粒」が出た。
神経の興奮を鎮める、子どもの夜泣きなどを改善する薬だそうだ。
痛がるのは内臓ではないだろうとのこと。
つっているのではないか、と聞いてみると、それはありうる、ということで、痛み軽減、筋肉のけいれんを伴う痛みを和らげるという「ツムラ68 芍薬甘草湯エキス顆粒」も処方された。
こちらは朝夕一日二回。
Oクリニックから帰ってきたら、母はトイレに入っていて、出てきたときはかなり激しくしゃっくりをしていた。
夕食前なので、芍薬甘草湯を飲まそうと思って、オブラートに包んだが、飲みたがらない。
無理に飲まそうとしたら、はねのけそうな感じだ。
もともと粉薬は苦手にしていて、以前も粉薬はオブラートに包んで飲んでいたので、これから先も、飲ませられるか心配だ。