認知症の母がグループホームに入って約半年経った2016年2月、母の83歳の誕生日を迎えました。
そのお祝いに、母をグループホームから連れ出して、家族で寿司を食べに行きました。
その4カ月ほど前の2015年10月にも、母を連れ出して家族で寿司を食べに行きましたので、この日が2度目ということになります。
正月を家で過ごしたのを含めて、3度目の外出です。
前回は昼食でしたが、この日は夕食でした。
そして、この日、プラスチック製の衣装ケースを持っていき、服の入れ替えもしました。
母がグループホームに入った時は、最低限の衣装だけを持って入りました。
8月でしたので、主に夏物、少しだけ秋物もあったかもしれません。
それから、寒くなるにつれて、冬物を持って行ったりして、服の量も増えていました。
グループホームには、下着やタオルを入れるちょっとしたタンスがあり、押し入れに服をかけるスペースもありましたが、収納するスペースが足りなくなってきていたので、ホームセンターでプラスチック製の衣装ケースを買って、持って行ったのです。
服や下着などには、すべて母の名前を書きました。
他の人のものと、紛れてしまう危険性があるからです。
実際、「あれ、母のあの服、最近見かけないけどな」とか、「あれ、この服、他の人の名前が書いてあるぞ」ということも、時々ありました。
洗濯の時に入れ替わったりすることもあるでしょうし、入所している方が、間違って持って行ったり、持って来たり、ということも、もしかするとあるかもしれません。
グループホームのスタッフの方に、「母の部屋に、別の人の名前が書かれた服がありました」とか、「母のこういう服がなくなっているようなのですけれど、他の人の部屋に紛れていませんか」とか、2度ほど尋ねたことはあります。
もちろん、責めたりはしていません。
「ちょっと気にかけてくださいね」と伝えるつもりはありましたけど。
2016年2月のメモです。
2016年2月○日
・母の誕生日。
17:30頃、グループホーム「S」に行った。
持って行った新しい衣装ケースに服の入れ替えをして、18:00頃外出した。
18:30、母と妻と娘たちの家族5人で予約していた寿司屋に寿司を食べに行った。
20:30頃にまた送っていった。