先日、NHKだったと思いますが、富山県の介護留学生のニュースを見ました。
「第66回 認知症介護 NHK「金とく」「日中 支え合う“老後” ~進む介護協力~」を見た。」で触れたように、介護人材の不足は、どこも深刻なようです。
ニュースの中では、モンゴルから来日し介護を学んでいる留学生が取り上げられていました。
技能実習生ではなく、学費の補助という形で支援することで、その後富山県で介護の仕事をしてもらう人材を確保しようとしているようでした。
地域に残ってくれる医師を確保するために、医学部の大学入試で行われている、地域枠という推薦制度に近いやり方だと感じました。
いやいや、大学卒業後に何年かは軍に入隊するということを条件に大学進学の費用を援助してもらうという、アメリカの「経済的徴兵」に近いのかなとも思いました。
介護留学生の学費補助は、医学部の地域枠推薦制度とも、アメリカの「経済的徴兵」とも違いますが、人材確保のために、どこも工夫するわけですね。
介護現場を担う外国人については、NHKハートネットで2018年7月12日に公開された記事「介護現場を担う外国人 10年目の現場から」が参考になると思います。
10年前にEPA(経済連携協定)による外国人介護士の受け入れ1期生としてインドネシアから来日した、徳島県内のグループホームで働くユスフ・フィルダウスさんが取り上げられています。