第11回 認知症介護 どんな本を読んだか

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 母がどうやら認知症だと分かったときに、私がしたことは色々あります。

 遠くに住んでいる姉や兄に、母の様子や病院で言われたことを伝えておくこと。

 地域包括支援センターなどに相談して、孤立しないようにすること。

 3人の子どもたちや妻にも母の現状や考えられる近い将来を話して、協力してもらうこと。

 そして、まずは何より認知症について知ることだと考えた私は、認知症関連の書籍を買ってきて一生懸命読みました。

 2012年3月のメモに、どんな本を読んだかが記してあります。

2012年3月○日

・和田秀樹『人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う』(講談社+α新書)読了。

 今の状況にヒントを与えてくれるぴったりの本だった。

 「介護崩壊」の現状や、介護保険の利用の仕方、成人後見人についてなど、得るところは多かった。

 介護の認定は早めに受けておいた方がよさそうだ。

 今なら要支援1かもしれないが。

 法定後見制度の「保佐」「補助」でも、任意後見制度でも検討してよさそうだ。

 母の病気の関係だけではないが、この1~2年で読んだ医療関係の本は、下記のものがある。

① 久坂部羊『大学病院のウラは墓場』(幻冬舎新書)
② 久坂部羊『日本人の死に時』(幻冬舎新書)
③ 白澤卓二『決定版 100歳まで大病しない108の習慣』(角川SSC新書)
④ 吉田たかよし『日本人の命を奪う6つの病気と誰でもすぐできる66の健康法!』(角川SSC新書)
⑤ 米山公啓『認知症は予防できる』(ちくま新書)
⑥ 小阪憲司・須貝佑一『認知症の最新治療法』(洋泉社)
⑦ 中村仁一『往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎新書)
⑧ 和田秀樹『人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う』(講談社+α新書)

 2017年12月、最近買った本では松浦晋也さんの『母さん、ごめん。-50代独身男の介護奮戦記-』(日経BP社)があります。

 この本は、まだ目次くらいしか読んでいませんが、松浦さんは私と年齢がとても近く、松浦さんが介護するお母さんの年齢も私の母ととても近く、そしてたどった経過も共通するところが多く、共感するところが多そうだと感じています。

 何よりタイトルの「母さん、ごめん。」この思いに共感します。

 「第1回 認知症介護 母への思い」で書きましたが、介護の日常で母への感謝を思うこと、母への感謝を自分に言い聞かせることはしょっちゅうでした。

 「母さん、ありがとう。」

 でも、これまでも、そして、おそらくこれからも母の介護を思うとき、まず頭に浮かぶのは「母さん、ごめん。」だと思うのです。

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