第14回 認知症介護 腰痛と痛み止め

 母は腰痛があり、整骨院や整形外科にも行っていました。

 元々、腰痛を持っていたわけではありませんが、いつの頃からか、背中が曲がってきました。

 背中が曲がるというより、ねじれるという感じでした。

 整形外科に行っても、骨粗しょう症ぎみだから、カルシウムの吸収をよくするような薬が出るとか、痛みを抑えるために痛み止めの薬が出るとか、そのような感じでした。

 年齢のため、仕方がないのかもしれませんが、痛みがあるというのはやはりかわいそうでした。

 母はタクシーを呼んで一人で整骨院に行くこともよくありました。

 ただ、木曜日の午後は休みとか、そうした注意深さは、しだいに薄れていきました。

 でも、その頃は、タクシーを呼ぶことも、整骨院が休みで診察が受けられなかったことを私に話すことも、まだできました。

 2012年3月のメモです。

2012年3月○日

・母は今日もI整骨院に行った。

 しかし、木曜日は午前中だけで、午後に行ってしまったので、診察を受けられず帰ってきたとのこと。

 腰が結構痛いから痛み止めも飲んでいる。ここ数日はずっと夕食後に痛み止めも飲んでいる。

第12回 認知症介護 お正月

 あけましておめでとうございます。

 昨年のお正月は、グループホームに外出届を出して、母を家に連れて帰りました。

 1月1日の10時から14時までの6時間ほどを、母は家で過ごしました。

 母を迎えに行ったとき、グループホームには多くの利用者さんがいらっしゃいました。

 家族が迎えに来ていない、ということです。

 そして、その方々をお世話するために、スタッフの方は働いていました。

 スタッフの方々には本当に頭が下がります。ありがとうございます。

 一昨年のお正月も昨年と同様に、母を迎えに行き、母は数時間ですが家に帰って家族と一緒に過ごしました。

 しかし、今年は迎えに行きませんでした。

 私がもう難しいと感じたからです。

 ここでもやはり「母さん、ごめん。」です。

 そしてまた、「明るく、明るく、走るのよー」と心の中で歌うのです。

 この一年が皆様にとって幸多き一年になりますように、心よりお祈り申しあげます。

 そして、このブログが、認知症介護に携わっている方のほんの少しでも支えになってくれれば、と願います。

 これは、1月1日に公開する予定で書いたものです。

第9回 認知症介護 骨粗しょう症

 2017年12月現在、母は車いす生活になっています。

 今年に入り2度足の付け根を骨折したのです。

 1度目は手術して入院してリハビリもしました。

 リハビリの先生の言うことを素直には聞かなくなっているので、リハビリも難航しました。

 ただ、その時リハビリの様子も時々見せていただきましたが、本当に根気よく先生方はリハビリしてくださっていました。

 2度目の骨折時に医師は手術するかどうか判断をこちらに委ねてきました。

「手術に耐えられないほど体力がないわけではありません。手術しなければ骨の先端部分に血が行かなくて、少しずつ壊死していくので歩けるようにはなりません。ただ入院生活やリハビリに対して本人が感じる大変さを考えると、手術するのがいいか、しないで車いす生活になるのがいいか、判断は難しいところです。」

 グループホームの担当者と相談して、車いす生活でも受け入れてくれるというので、2度目の手術はしないことにしました。

 これも一つの決断です。

 歩けなくなる。車いすでの生活になる。そういう判断も自分にさせてもらえない。

 私は母の気持ちになって、つらくなりました。

 話は5年前にさかのぼって、2012年2月のメモです。

2012年2月○日

・N整形外科クリニックに行ってきた。

 骨粗しょう症の検査の結果は、同年齢の90%の骨密度で、骨粗しょう症になりかけ位らしい。

 前回と同じ湿布薬の他に、「ワンアルファ錠1.0ug」というビタミンDが出た。

 カルシウムの吸収をよくする薬らしい。

 朝一回で2週間分。

 次回からは4週間分出してもらい、飲んでいくことになるようだ。

 腰の痛みはひどくはなっておらず、動かすと痛むようだ。

 痛み止めの薬は飲んでいない。