第117回 認知症介護 グループホームでおせち

今年(2019年)の正月、昨年と同様に、家族そろって母の入所しているグループホームに面会に行きました。

正月は、兄もたいてい帰省しているので、私と妻と長女、次女、三女の総勢6人です。

現在の二世帯住宅を建てた頃は、父もまだ健在でしたので、両親と私たち夫婦、3人の子どもたちの7人で暮らしていましたが、父が亡くなり、母がグループホームに入り、長女と次女が進学で家を出ていき、今は3人で暮らしています。

寂しくなってきました。

正月には妻が結構本格的におせち料理を作るので、グループホームには、そのおせちを少し持っていきました。

少しと言っても、あれも食べさせてあげたい、これも食べさせてあげたい、と思うのでしょう、私から見ると、そんなに食べられないだろう、というくらいの量がタッパーに入っていました。

母が食べたのはほんの二つか三つ、持っていった量の5分の1くらいです。

まあ、それでもいいです。

少しだけでもお正月気分になれたらそれで。

母がグループホームに入る前、母も連れて家族でスーパー銭湯に行ったときにも、上手に母の面倒を見ていた三女の秋子は、母の手をさすったりして、上手に相手をしてくれます。

テレビの介護の特集などで覚えた上手な介護の仕方を実践しています。

2019年正月のメモです。

2019年1月1日(火)

・家族そろって母の面会に行った。

大晦日から来ていた兄も一緒に、総勢6人で行った。

妻はおせちを食べさせてあげたいと、タッパーにおせちを詰めて持っていき、母に食べさせた。

色々食べさせてあげたいという気持ちからだろうが、そんなに食べられないだろうと思うくらいの量だ。

実際食べたのは、それほど多くはない。

レンコンだったか、結構固いものも入っていて、かむのに随分時間がかかっていたのもあった。

三女の秋子はあいかわらず、母の手を取って食べさせたり、母の手をさすったりと、上手に介護していた。

第116回 認知症介護 食事用エプロン

 前回の記事「第115回 認知症介護 グループホームからの便り」に書きましたが、2018年11月、グループホームからのお便りに「食事用エプロンを購入してほしい」とありました。

手づかみで勢いよく食べるので、服を汚してしまうらしいのです。

そこで、すぐに妻と一緒に、食事用エプロンを買いに行こうとしました。

まず、グループホームに行って、どのようなものがいいかを尋ねました。

そうすると、食べこぼしたものを受けるような胸ポケットが付いているのがいいということでした。

すぐに近所のドラッグストアを見て回りました。

介護用品の所などに食事用エプロンはありましたが、どこも胸ポケット付きのものは置いてありませんでした。

その日はとりあえずあきらめました。

近所とはいえないまでも、それほど遠くない場所に介護ショップが2店あるので、翌日そこに行こうとしましたが、その日は日曜日でどちらも定休日でした。

月曜日に、近くの介護ショップに行ってみました。

食事用エプロンは置いてありましたし、ドラッグストアよりは品数も豊富でしたが、それでも胸ポケット付きのものはありませんでした。

結局、その店で取り寄せすることにしました。

注文して2日後には商品が届きました。2つで3690円。

取り寄せの品が届いたと介護ショップから連絡があってすぐに受け取りに行きました。

そして、グループホームに電話して、その足で届けに行きました。

2018年11月のメモです。

2018年11月○日

・○日の土曜日にグループホーム「S」に行って、食事用エプロンはどのようなものがいいかを聞いた。

食べこぼしたものを受けるポケットが胸の所についているものがいいと言われたので、それを買うことにした。

その日さっそく近くのドラッグストア3店を見て回ったが、どこにもそのタイプはなかった。

介護用のエプロンはあるにはあったが、どれも胸の位置にポケットがなかった。

それで翌日の日曜日、近くにある介護ショップに行ってみたが、日曜日は定休日だった。

市内にもう一つ介護ショップがあるのを知っていたので、ネットで調べてみたら、そこも日曜が定休日だったので、月曜日以降に改めて行ってみることにした。

△日の月曜日、近所の介護ショップ「I」に行ってみた。

ドラッグストアよりは何種類かのエプロンが置いてあったが、胸にポケットがあるタイプは置いてなく、取り寄せになるという。

さっそく2つ注文し取り寄せてもらった。

行ったのが夕方4時頃だったので、その日の注文は済んでおり、翌日の注文になるが、数日で届くだろうとのこと。

2日後には「取り寄せの品が届きましたよ」とショップの方から電話があった。

定価からは割引してくれて2つで3690円だった。

介護ショップからすぐにグループホームに電話して、買ったばかりの食事用エプロンを届けた。

その後まだ会議の予定があったので、グループホームのスタッフの方に、エプロンに母の名前を書いてもらうように頼んで、すぐに職場に戻った。

第107回 認知症介護 お正月はグループホームで

 母の認知症に関してのメモも、いよいよ現在に近づいてきました。

今日のメモはおよそ1年前、2018年1月のメモです。

2015年の8月に母はグループホームに入りました。

2016年の正月、2017年の正月は、グループホームに外出届を出して、家に母を連れてきました。

数時間ですが家でおせちを食べたりする時間を作ることができました。

しかし、グループホームに入ってから迎える3回目のお正月、つまり2018年のお正月は、グループホームで過ごすことになりました。

母は2度の股関節の骨折で、車いす生活になっていたので、車での移動もなかなか難しいと判断したからです。

少しでも楽しいと思えるようなことをさせてあげたいとは思うものの、それも難しく、母の笑顔を見ることは、ほとんどなくなってきてしまっていました。

1月1日、グループホームに、家族で面会に行くということだけはしましたが。

2018年1月○日

・今年のお正月は母を家に連れてこなかった。

昨年、一昨年は、外出届を出して、元旦の9時から15時頃まで家に連れて来ていた。

今年は、もうそれが難しいと判断し、面会だけにした。

私の兄と私の妻、長女の春子、三女の秋子、そして私の5人で。次女の夏子は大学受験の予備校に行っていて、行かなかった。

母以外の利用者さんも、ほとんどがグループホームにいた。

お正月を実家で過ごさせるために、家族が連れに来たというグループホーム利用者は、あまりいないようだった。

グループホームには獅子舞が来ていた。

大晦日も正月も、母たちの面倒を見てくださるスタッフの方たちには、本当に頭が下がる。

大変な仕事だ。