母のグループホームにかかる費用のほとんどは、確定申告の医療費控除の対象になっていません。
もちろん、月々の薬代や診察代は対象になります。
介護用の紙パンツや尿漏れパッドも、医師の証明書があれば対象になります。
ただ、請求書や領収書が届くのは、2か月遅れくらいですので、12月分の領収書が届くのは2月か3月です。
確定申告の医療費控除は12月分までが対象ですが、医療費控除の計算をしようとした1月の時点では11月分と12月分が分かりません。
ですので、11月分と12月分の紙パンツ代は、グループホームに尋ねなければなりません。
診察代と薬代も尋ねなければならなかったのですが、この時は忘れていて、また後日に尋ねることとなりました。
医療費などについては、一定額を超えた分が戻ってくるような公の制度がありますので、その手続きをきちんとしなくてはいけません。
正直、面倒に感じることもありますけれど。
2019年2月のメモです。
2019年2月○日
・1か月以上面会に行く間隔があいてしまった。
三女の秋子はクラブの試合があり、妻はピアノの調律が来るから掃除しなくてはと、結局私が一人で行った。
確定申告の医療費控除に必要な医療費や薬代の領収書が、11月分と12月分はまだ届いていないのでもらえないかとお願いしたら、用意してもらえたので、それを受け取った。
普通は毎月送られてくる月々の請求書や領収書と一緒に入ってくるのだが、それにしても、2カ月遅れくらいで来るので、こうでもしないと、2か月分の医療費が控除されなくなるのだ。
11月と12月の紙パンツ購入にかかった費用は少し前に聞いていたのに、その時は医療費と薬代の領収書については、思い至ってなかった。
母はあいかわらず「お家に帰りたい」、「腰が痛い」と何度も言っていた。
こちらが話しかけると、オウム返しするようには答えられるので、意味が分かっているのかどうかは分からないが、少なくとも音は聞こえている。
以前から母は耳がいい。
ただ、母から何か言うことも時々あったのだが、そのほとんどは私が聞き取れなくて、聞き返しても分からなかった。
「家に帰りたい」という希望もかなわない。
「腰が痛い」という苦痛も取り除けない。
思いを伝えることもままならない。
母の気持ちを思うと、やはり胸がふさがる。