第122回 認知症介護 新型コロナウイルスの影響

 新型コロナウイルスで介護の現場も大変なことになっていると思います。

「なっていると思います」としたのは、母がお世話になっているグループホームから、大変になっているという具体的な連絡があったわけではないからです。

もし具体的な連絡があったらその時は相当に大変な事態になると少し覚悟しています。

今年令和2年3月の要介護認定で、母は要介護5となりました。

母のグループホームは、以前は9床が2ユニットありましたが、少し前に9床が1ユニットに規模が縮小してしまったのです。

その時に他に移れるあてがあるかを聞かれたのですが、あてはないと答え、そのまま世話してもらえています。

今回の新型コロナウイルスの問題で、スタッフの方や入居者など、グループホーム内で感染者が出たりしたら、「しばらく自宅でみてほしい」とか、「他のグループホームなどに移ってほしい」などと言われたりしないか、心配しています。

あてはありません。

診察の時に使ってもらうお金を預けに行ったり、役所への申請に必要な保険証を取りに行ったり、この1か月半ほどの間に、私は2度グループホームに行っていますが、母には面会していません。

特にグループホームから面会できないと言われたわけではありませんが、遠慮しています。

ですので、もう2か月あまり面会はできていません。

第121回 認知症介護 肺炎

 「お母さまがせき込むので病院に連れて行って診てもらったところ、肺炎という診断でした。もし、容体が急変した場合、救急車を呼びますか」とグループホームの職員の方から電話がありました。

 もちろんとまどいはありましたが、「救急車を呼ばないということは、お医者さんに連絡して看取るということですか」と尋ねたうえで「そうしてください。救急車は呼ばないでください」と私は答えました。

 グループホームに入るときに、母本人や家族の希望を伝えています。

 母は50歳代の若さで亡くなった妹さんの介護や夫(私の父)の介護などを経験しており、長患いしない「ピンピンコロリ」を切望していましたから。

 私も終末期医療をどうするかということについては、父の終末期以来、何年も考え続けてきていますから。

 そして、遠方に住む兄に電話しました。

 「グループホームから電話があった。お母さんが肺炎になったらしいよ。容体が急変したら救急車を呼ぶかどうかを聞かれたから、呼ばないでほしいと言ったよ。それがお母さんの希望でもあったはずだから」と伝えました。

 「もしかしたら、今晩家族が呼ばれるかもしれないし、それはないかもしれない。でもあの口ぶりなら可能性は結構ありそうだから、この週末はこちらに来ておいたほうがいいと思うよ。喪服も持って」と伝えました。

 それが1か月ほど前のことです。

 医師の話では誤嚥性肺炎かどうかはよく分からないということでした。

 母はグループホームに入る以前からのどの神経が鈍くなっている感じがあり、食事時にむせることがしばしばありましたから、誤嚥性肺炎になる可能性は高いと考えていました。

 私も覚悟していましたが、その後母は快復しました。

 5日ほど栄養や薬を点滴したようです。

 その間、口からは何も食べていないはずです。

 担当している医師は「女性は強いなあ」と言っていたそうです。

 快復したといっても、こちらの呼びかけに「あー」と返事をしたり、オウム返しに同じことを言ったりする程度です。

 「腰が痛い」と「お家に帰りたい」も以前のように言うようになりました。

 そんなこんなで、ブログの更新が2か月もあいてしまいました。

 以前のようなペースではなかなか更新できないかもしれません。

第120回 認知症介護 介護職員の異動

 母がお世話になっているグループホーム「S」の管理者が3月末で退職することになりました。

2017年3月に母が転倒して股関節を骨折したときにも、大変お世話になった方です。(「第98回 認知症介護 転倒して股関節の骨折 その1」参照)

母がこのグループホームに入った2015年8月から3年半ほどお世話になりました。

その間、数人の介護職員の方の異動もありました。

母の状態をよく知っている人が異動していくというのは、とても残念です。

しかし、これも仕方のないことなのかもしれません。

介護職員が認知症患者を傷つけてしまうような事件がたびたび起こっていますが、日々認知症患者と接していると、よほど人間ができている人でさえ、いら立ってしまうことがあると思います。

定期的に人を入れ替える必要があるのかもしれません。

この女性管理者のほかにも、3月末にはもう一人男性の介護職員も異動します。

どちらの方もいろいろ話はできますので、うかがったところ、女性管理者の方は、退職して自宅の近くの職場に移るとのこと。

男性の介護職員は、グループホーム「S」の系列の施設への異動とのことでした。

 

2019年3月○日

・「高額医療・高額介護合算療養費等制度の支給申請のお知らせ」が県の後期高齢者医療広域連合から届いた。

手続きには「後期高齢者医療 被保険者証」や「介護保険 被保険者証」などが必要(他に必要なのは振込先の通帳、認印、個人番号の記載のあるもの)で、それらはグループホームに預けてあるので、それを受け取りに行ってきた。

三女の秋子も行くというので一緒に行った。

秋子は母の手に保湿クリームを塗ってあげていた。

秋子が行くのは正月以来だ。

介護職員のIさんから、介護計画書の内容の説明を受けた。

10分から15分程度の結構丁寧な説明だったと思う。

母のような状態の人を風呂に入れるのに適した浴槽が今はないそうで、職員の方は買ってほしいと経営者側にお願いしているものの、「グループホームは、もともとそういうことを想定したものではないので」と実現は難しいようだ。

だから、最近はずっとシャワーのみになっているとのこと。

管理者のIさんが、3月末に退職して、4月から実家の近くの職場に変わるらしいが、介護計画の説明をしてくれた介護職員のIさんも、4月からは別の系列施設に異動らしい。

4月からはKさんという女性がユニットリーダーで、介護計画も作ると聞いた。